日本流通産業新聞に体内静電気についての特別講演の記事掲載

 水溶性珪素の原料メーカーであるAPAコーポレーション(エーピーエー、本社愛知県、岡田憲己社長)は2月10日、年初に恒例として行っている販社会議と新年親睦会を愛知・西尾市の三河湾リゾートリンクスで開催、全国から販社約80社が参加した。愛知医科大学付属病院におけるヒト臨床試験をはじめとして、水溶性珪素に関する数多くの学術研究が各方面で進められていることなどが報告された。
 冒頭、岡田社長が講演し、水溶性珪素の学術研究の進捗状況などについて報告。麻布大学などによる研究論文「市販のケイ素剤が卵黄中遊離アミノ酸および産卵鶏血管強度に及ぼす影響」が、学術誌に掲載されたことを明らかにした。水溶性珪素に関しては、ヒト臨床試験を始め、複数の学術研究が、複数の研究機関によって進められているとも話した。
 水溶性珪素について、ハラルの認証取得に向けた取り組みを進めていることも明らかにし「2018年中の取得を目指している」と話した。
 他の機能性原料と水溶性珪素との複合製品の開発が進んでいることも報告。「珪素には触媒的な作用があるため、他の機能性素材とともに配合するメリットは大きい」などと話した。
 水溶性珪素配合ののど飴やミストなど、新商品が続々と販売されていることを報告した。
 続いて、life park biz(本社東京都、渡部裕也社長)の金子昭伯会長が登壇。「病は気付き」というタイトルで講演が行われた。
 また、同社の新社長に渡部氏が就任したことなどを報告した。
 医学博士・歯学博士・薬学博士の堀泰典氏による特別講演も行われた。堀氏は、ヒット健康書「はだしで大地に立つと病気が治る」の著者としても知られる。堀氏は「体内静電気がさまざまな体調不良の原因になっており、体内静電気を抜くことが必要」などと持論を展開。同氏の治療により体調不良を克服した症例をさまざま報告した。
 愛知医科大学の先制・統合医療包括センターの福沢嘉孝教授兼センター部長は、すでに始まっている、水溶性珪素のヒト臨床試験の進捗状況について報告。「倫理審査委員会のチェックなども受けながら、慎重に手続きを進めている。もうちょっとお待ちいただきたい」などと話した。

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