山陰中央新報に日本三大美肌の湯サミットの記事掲載

三大美肌の湯連携
斐乃上 嬉野(佐賀) 喜連川(栃木)
奥出雲サミットで振興策議論

 日本三大美肌の湯の斐乃上温泉(奥出雲町竹崎)と嬉野温泉(佐賀県嬉野市)、喜連川温泉(栃木県さくら市)がある自治体の首長らが観光振興策を語り合う「日本三大美肌の湯サミット」が11日、奥出雲町三成のカルチャープラザ仁多であった。貴重な資源としての温泉に磨きをかけ、3市町が連携し、来訪者を喜ばせるまちづくりを目指すサミット宣言を行った。
 関係者が交流し、集客を促進しようと、2011年に喜連川温泉で開いたのに続き、2回目。奥出雲町の勝田康則町長(67)と嬉野市の中島庸二副市長(68)、さくら市の角田静雄副市長(67)と温泉学会の堀泰典理事(59)、大川哲次副会長(68)が意見交換した。
 大川副会長は全国の1941カ所の温泉に入っており、温泉に食、散策、もてなしを加える大切さを提起。勝田町長は温泉と仁多米やそばなどの特産を組み合わせた事業を行う意欲を示した。サミット宣言には3温泉共通のロゴマークを作成することも盛り込み、勝田町長と中島、角田副市長が握手を交わした。
 このほか、女優の杉田かおるさんが「オーガニックライフに目覚めた生き方」と題し、講演した。12日は同所で、温泉によるまちおこしをテーマに温泉学会西日本大会がある。(引野道生)

sc