中部経済新聞に小顔ちゃんの記事掲載

■小顔効果の化粧水商品化
 堀泰典氏(トリプルドクター)が開発

 顔を小さくする効果があるというユニークな化粧水「Dr.3小顔ちゃん」が開発され、7月8日から販売が開始される。この商品は日本初の医学・歯学・薬学の三分野の博士である堀泰典氏が開発したもので、「体の浮腫(むくみ)は体内や体表に蓄積した静電気による影響が大きく、これを除去すれば浮腫が取れ、結果、小顔化する」という同氏の独自の学説にもとづき商品化した。

■体内静電気取り除く
 来月8日発売 販売代理店を募集

 堀氏は、現代医学の盲点の一つに体内静電気の存在を挙げている。
 血管内を通る血液量は体重の約8%、体重60kgなら血液量は約4.8リットル。また心臓が1分間に送り出す血液量は、拍動1回で約70cc、心臓が70回打つとして4.9リットルになる。血管を1本に伸ばすと約10万kmといわれ、血液は1分以内でこの血管を巡り心臓に戻ることになる。そのスピードは時速に換算すると600万km/h以上で静電気も膨大に発生している計算になる。
 エネルギー保存の法則によると、血管が細かく枝分かれし、血流スピードが落ちても発生するエネルギーの総和は等しい。つまり体内静電気量も同じで、体内の絶縁体である脂肪やグリセリンに残存することになる。
 同氏は「体内外に大量に蓄積された静電気(1万ボルト以上)が流れることで、神経細胞や遺伝子を傷つけ、前者はアルツハイマー型の認知症を、後者はガンの原因となる可能性も否定できない」と指摘する一方、「静電気が水分子を吸着し浮腫も発生する」とみている。したがって「静電気を常に体に溜めないことが大切」とし、この考えにもとづき「静電気除去機能を有する化粧品」を開発(特許取得済み)、商品化した。
 静電気を取り除く原理については、体内で鉄分に次いで多い必須ミネラルの亜鉛に着目した。亜鉛や鉄は帯電列のほぼ中央に位置する物質で、静電気がプラス、マイナスどちらに傾いた場合でも電気的に中性になろうと、電子のやり取りをする原理を活用した。
 小顔ちゃんは数種類の亜鉛化合物などを特殊な製法で溶かしている。塗布の方法はエステで行われるマッサージなどとは正反対で、神経の伝達方向(顔の場合は外側から中央、上から下の方向)に塗布し、神経を興奮させ、静電気を除去し、筋肉の弛緩を促進し、浮腫を解消、小顔化する。
 さらに認知症の多くは脳の萎縮と浮腫を伴う。このため1日、数回の使用で認知症の予防も期待できるという。
 静電気の人体に及ぼす影響について、外崎肇一明海大学教授は「静電気と人体の関係にここまで踏み込んだ研究は初めてだ。学問的に興味深く今後の研究課題である」としている。
 開発者の堀氏は1997年に医学(昭和大)、2005年に歯学(明海大)、さらに昨年秋には3つ目の薬学博士(昭和大)を取得した。「その目的は、医学を幅広く研究し、今後の開発に生かしていきたい」(同氏)と話しており、ちかく皮膚の老化を防ぐ新たな化粧品も発表予定である。
 化粧水の製造はホーリーアズン株式会社(本社四日市市泊町、代表堀敏子)アンチエイジング事業部で、代理店経由による直販を計画しており、現在募集中。商品、代理店などに関する問い合わせは販売会社の株式会社ドクター・サンまで。

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