中部経済新聞「メディカルニュース」に中赤外線指輪の記事掲載

■ストレス解消などに効果──遠赤外線利用の指輪「テンシン1」
 三重県鈴鹿市長太旭町であさひ歯科を開業する歯科医師の堀泰典氏が開発した、遠赤外線を利用した指輪「テンシン1」がストレス解消や不整脈、高血圧などに効果があるとし関心を集めている。人体に有効な電磁波を効率的に発生する物質を使って指輪にし、末梢から作用させることで体の中枢の働きを活性化させるというもの。北京医科大学と共同開発したものだが、同大学で行った実験ではさまざまな疾病に顕著な効果があらわれているという。
 既存の遠赤外線治療は、遠赤外線領域の波長を無秩序に発生させて温熱効果を得るものだが、「テンシン1」は人体に最もよく浸透する4~12μmの波長の電磁波を選択的にふく射する遠赤外線物質を使用しているのが特色。これを指輪に装着することで、気温や体温をエネルギー源にして電磁波を発生させ、中国医学でいう経絡(ツボ)や経筋に作用させることにより、末梢局所を活性化させる。また、体内の水成分のクラスターサイズを細かく分解し、いわゆるπパイウォーター状態に保ち、血液やリンパ液循環などの体液循環を促進する働きがあり、やすらぎの波長といわれているα波、θ波の脳波の発生率が著しく向上し、その結果としてストレスの緩和や慢性筋肉疲労を解消するといった効果を得ることができるとしている。
 当初はがく関節症や歯周病の治療に使っていたが、中国医科大学の臨床実験でこの指輪を手足のそれぞれ6経絡に使用したところ、動悸どうき、息切れ、高血圧、不眠症、冷え性、肩凝り、無呼吸症候群など多くの疾病に96%強の有効性が確認された。
 「テンシン1」は薬物療法と違い、副作用の心配は全くなく、簡便、無痛かつ安全な方法で、しかも半永久的に使用できる。世界6カ国で特許申請中で、研究結果は11月9日から大阪で開かれる第14回日本歯科東洋医学会 学術大会で発表される予定。

ck