自然と健康7月号特集記事「六員環構造水!」

■六分子構造水は現代に蘇った「太古の水」
 体の機能を保つために欠かせない水。その水の理想の形を持った水を発見! それを毎日飲むだけでダイエットやさまざまな症状が改善されると大評判です。

■「水」は生命の根源、体の基本になる
 私たちの生活には、いまや食品添加物・化学薬品などが当たり前のように氾濫し、知らぬ間に体に入り込むようになりました。また環境破壊が進んだ影響で、水質汚染も広がり、安心して口にできるものが日に日に少なくなってきているという事実があります。
 特に深刻なのは水の汚染問題です。
「例えば細菌もひとつの生命体ですが、中には酸素がなくても生きられるものも存在しています。そんな細菌も水なしでは生きられません。ですから生命体は水がなければこの世に存在できないのです。それほど水は重要な物質。そしてその水は、いわば人間の基本構造でもあります。この水の中に、タンパク質や炭水化物などが入って、人間の体は構成されているのです。」
 と教えてくれたのは、あさひ歯科(三重県鈴鹿市)院長・堀泰典医学博士。歯科医業の傍ら、約20年以上も水の研究をしている第一人者でもある堀先生は、最近の水の汚染について非常な危惧を持っています。
「地球上に存在している生命体すべての根源は『水』にあります。特に人間はその代表格。何故なら、人体の60~70%は水で構成されているからです。そして体の中の水は、栄養の運搬、老廃物の排泄、内部環境の恒常性の維持、体温調節など、まさに生命を維持する大切な働きを担っているのです。」(堀先生)
 つまり、このことから汚れている水を取り込めば体内は汚染され、きれいな水を取り込めば浄化される、ということなのです。
 とこでこの重要な「水」は、どのような性質をもった物質なのかご存じでしょうか。
 水とは、水分子HOの集合体です。ある規則のもとにグループを作って「水」という液体になっており、これがあたかもブドウの房状に似ているため水の集団は「クラスター(房)」と呼ばれています。
「水は体内でさまざまな情報伝達をする役目を担っています。例えばHOのひとつひとつがバラバラに動いていると動きが速すぎて情報を正確に伝えられません。かといって大集団になっても今度は動きが鈍くなってしまいます。つまり、水の集団=クラスターは、小さすぎても大きすぎてもその役目をうまく果たせないわけです。」(堀先生)
 汚染されている水は、クラスターが小さすぎたり大きすぎたりするものがほとんどで、体内に取り込まれてもその重要な役割を果たせない、というわけです。

■体に「よい水」とは6個の水分子の集団
 では、本当に体によい水とは、どんな状態のものを言うのでしょうか。
 これについて、水研究の草分け的存在である韓国科学技術院教授の全武植(ジョン・ムショク)博士の考えが、現在世界中の注目を集めていると言います。
「全博士によると、水分子HOが6個で集団=クラスターを作っている『六角水』が、最も体内で動きやすく、情報伝達も正確だと言います。これを飲むことで健康になり、あらゆる病気を改善する力を秘めている可能性がある水ということです。」(堀先生)
 水分子6個が環状になって手をつないだ時の構造は籠のようになっており、この状態の「水」は最も安定し、体内に入ってきた情報や物質を正確につかめるということが、さまざまな実験で実証されています。
 6個の水分子の集団は「六分子構造水」と呼ばれ、特に環状構造をしているものを「六角水」あるいは「六員環構造水」といいます。しかしこの水の構造は、絶えず壊され、作られるという離散集合を繰り返し、何と1兆分の1秒というスピードで変化していくそうです。
「この六分子構造を最も安定的に保つには、水という液体よりも氷という固体のほうがいいのです。つまり温度が低い水ほど、六分子構造のまま存在する水分子を多く持っている、ということなのですね。」(堀先生)
 自然界には、「雪解け水」というものがあります。この雪解け水は、単に温度が低いだけではなく、六分子構造水の比率が高い水、と言われているそうです。
 例えば雪解け水を使うと、植物性プランクトンの増殖率や緑色作物の収穫量の増大、鶏の産卵率の向上などが見られます。これは六分子構造水の存在比率が高い水は、生理活性が高いことに由来すると全博士は主張しています。
「プランクトンや植物の成長に、六分子構造水が大きく影響するということは、人間が飲む飲料水も、六分子を含んだ水がよいのではないか、ということが当然分かってきます。また、この水は非常に皮膚への浸透性がよいという性質もあることから、各化粧品メーカーもこぞって構造研究を始めているほどです。」(堀先生)

■仙人が食べていた「霞」をヒントに生まれた
 体によい水=六分子構造水は、なかなか日常で口にすることは困難です。雪解け水をいつも飲むことはできませんし、全博士らが人工的に作った構造水も非常に高額で、とても飲料水として利用できません。
 しかしそれを手軽に、しかも安価に利用できるように研究を重ねたのが、堀先生です。
「仙人は霞を食べて生きていた、という言い伝えがありますね。私はこれをヒントに研究をしてみたのです。」(堀先生)
 これはどういうことでしょうか。
 仙人の食べていた霞とは、霧のこと。霧やもやには、雪解け水と同様、六分子構造水が多く含まれているのです。
 岩山などに雨や滝の水が落ち、水圧が加わって跳ね上がっているところに太陽光線(紫外線や赤外線)があたり、その際に雷や空気の濃淡などの強いエネルギーの影響を受けると、水の一部は構造化されます。それを山奥に住む仙人が飲んだり吸気で体内に取り込んでいたとしたら、健康で長生きできるはずなのです。
「現に、霞=霧の多い地方に住む人々には脳卒中などの病気が少なく、長生きしている人が多いという報告も多数確認されているのです。」(堀先生)
 この発想のもと、堀先生は霞が発生する工程を14工程で人工的に実現、六分子構造水を大量につくることに成功しました。
「ベースになっている水は、奥丹波の天内山を源流とする加古川や夢前川の水です。この付近の水はミネラルバランスがよく、この付近の住民に脳卒中が少ないということが、大阪大学の橋本奨教授によって報告されています。」(堀先生)

■水の記憶を入れ替えて体を健康にする構造水
 では具体的に、構造水はどのように体内に作用し、体を健康にしていくのでしょうか。
「ここで重要なのは、水には記憶する力がある、ということです。」
 と堀先生は言います(科学雑誌、ネイチャー333号・ベンベニスト博士ら参照)
 水の記憶力については、その土地や場所にある特有の振動パターン(波動)を持っており、これに共鳴してその波動を記憶する、ということが有力な説になっています。この説を基盤に、私たちの体内の水のことを考えてみると、水がいかに大切かが分かります。
 現在存在している水は、自然環境がよいとされている土地の水でさえ10~200種類の化学物質が溶け込んでいるという実態があります。このような水を飲料水や産湯として使用すると、新生児の細胞は多くの化学物質が発する波動と共鳴し、好ましくない波動を記憶してしまう可能性があります。また成人でも、長年そのような水を飲んでいると、その波動が体内の水に記憶されてしまう可能性が高まります。
 そして、一度悪い波動を記憶した細胞は、化学物質と出会うとその波動に共鳴し、化学物質を積極的に取り込むようになる、とも言われているのです。その結果、体質や性格などに異常をきたしたり、アレルギーなども起こってくる可能性は否定できません。
「さらに、本来の水が持っているものと異なる波動を持つ水の長年の蓄積により、体内にある水の集団=クラスターのサイズはどんどん大きくなり、体によい物質の情報も正確に取り込めなくなり、結果として血液がドロドロの状態が生じ、さまざまな生活習慣病や血液循環障害の原因を誘発してしまう可能性は大です。
 この悪い水の記憶を入れ替えることができるのが、六分子構造水。
 もともと体内には、何らかの疾患のある人で数%、健康な人で数10%の構造水を有していると言われていますが、六分子構造水を取り入れることによって、その存在比率を上げていくことができ、より健康体に近付いていくことができるものと考えているのです。」(堀先生)

■本来の自分の能力を引き出す構造水
 化学物質の影響や生活習慣の乱れなどが原因で大きくなってしまった体内のクラスターは、きちんと細胞に記憶されています。しかし六分子構造水は、この大きなクラスターの周囲にくっつき、いわばバリアのような役割を果たしてくれます。
「これが潤滑油のような役割を担い、大きなクラスターでもツルツルと動きやすくなります。するといままで滞っていた代謝が促進されてきます。情報を取る水=構造水はこのように動き回ることで、大きなクラスターや老廃物を取り込み、それを腎臓に運んでろ過し、小水として体外に排出してくれるのです。」(堀先生)
 六分子構造水を体内に取り入れることで、前述のような活動がどんどんなされ、そのうちに体内の水は構造水に入れ替わっていくので、健康が促進される、というわけです。例えば、1日1Lの構造水を摂取した場合、1年間で概ね体液は入れ替わるそうです。
「排便が2~3日なくても命に別状はありませんが、排尿が2~3日ないと生命を脅かします。排尿はそれほど大切なものなのです。
 体によい水というのは、老廃物を取り込んで体外に排出する力を持っています。体によいものは残し、悪いものは小水で排出してくれるんです。ですから、この構造水を飲み始めると、みなさんトイレが近くなるんです。逆に言えば、悪い水は老廃物を取り込む力が少ないので、多少多く飲んでもトイレは近くならないということですね。」(堀先生)
 また、さらに顕著な現象が、便通にも見られると言います。
 体調の悪い人は、まず初めに下痢の症状が起こり、次に黒褐色の軟便、さらに乳幼児が始めにするようなグリーン色の便(宿便)が出ます。
 比較的健康な人は、便秘・軟便・下痢の状態を何度か繰り返した後、グリーン色の便が出ます。
「このグリーン色の宿便が出た時点から、みなさん徐々に体調が良くなり、次第に黄土色の柔らかい便に変わっていきます。」(堀先生)
 実は、このグリーン色の宿便が出る、というのが重要なのだと堀先生は力説します。
 宿便、というと黒褐色のものを連想しますが、それはちょっとした便秘などによって便に混じっている胆汁が酸化したものに過ぎないそうです。
「人間の血液は鉄イオンにより赤色のヘモグロビンが主成分をなしていますが、ごく一部の鉄が誤って、マグネシウムに入れ替わってしまった場合、グリーン色のクロロフィルになり、血液の中にごく微量混じって流れています。
 これは人体の中にあっても、情報伝達をしない不必要なもので、実はこれが本当の宿便、つまり宿便とは血液の中にあるものなのです。構造水は不必要なものを出すという情報を持っているので、これが体外に排出されます。ですからグリーン色の宿便が出るのです。これによって、血液内には余分なものがなくなるので、元々あった自分の能力が阻害されずに引き出されるようになる。だから体調がよくなると考えています。」(堀先生)

■構造水を補うだけでさまざまな機能が回復
 人間は老化に伴って水分が減少していき、それ以上に体内の六分子構造水の比率も減少していきます。機能低下や病気についても、同様の現象が起きています。
 しかし六分子構造水を補うことで、これらの機能低下が回復すると、米国のリー・H・ロレンツェン博士も提唱しています。
 水なので副作用はもちろんなく、関節炎・壊疽・やけど・糖尿病・神経症・甲状腺腫・慢性疲労症候群・結腸炎・刺激性大腸不全・白血病・白内障・皮膚疾患・狭心症・ガンなど、幅広く改善効果が報告されているそうです。
「1カ月で平均20Lの構造水を摂取することで体調は良くなるようです。また、先にも述べたように、六分子構造水は温度が低いほど安定するので、これからの季節はぜひ冷やして飲んでほしいですね。氷にしても最適です。」(堀博士)
 堀先生が開発した六分子構造水においても、いろいろな機能回復が報告されています。以下にその例を挙げてみましょう。

■飲用による効果
●ダイエット
 構造水を飲み始めて1カ月前後で、平均3kgの体重減少が見られます。悪い水は摂取量を多くしないと生命活動ができませんが、エネルギーの高い構造水はそれと比較して少量で生命活動が営まれます。よっと水太りが解消されるので、ダイエットができる、というわけです。
「女性の場合、生理後に飲み始めるのが効果的。生理前は体が水を貯めやすいので効果が半減してしまいます。男性の場合はいつ飲み始めても大丈夫です。」(堀先生)

●体脂肪率が減少
 構造水によって情報伝達能力が早くなると、体脂肪を蓄えていなくても飢餓状態に陥らないということを体が察知します。このため、余分な体脂肪は排泄されるのです。

●血圧降下
 構造水によって余分な脂肪が取れると、当然狭い血管が広がり、血液循環がよくなります。このため、高血圧の人は自然と血圧が安定してきます。

●血糖値の降下
 構造水は体全体の代謝を促進します。
 これによって血糖値も下がるのではないかと考えられています。
 その他、胃潰瘍や十二指腸の改善、喉の痛みの改善やカゼ予防などにも絶大な効果があります。

■塗布による効果
●眼病の改善
 目に噴霧したり洗ったりすると、ドライアイ・目のかゆみ・白内障などが改善されます。

●アレルギーの改善
 皮膚に塗る、鼻の粘膜に噴霧するなどすると、かゆみや湿疹がおさまったり、鼻炎が軽減します。

■その他の利用法
●草木に与える
 切花のもちがよくなったり、観葉植物がイキイキしてきます。また、発芽力を増進する力もあるようです。

●料理に使う
 構造水は沸騰という記憶を持っていないので、暖めると六分子構造が壊れてしまいますが、例えばお米を炊くときに一昼夜浸しておくと、古米でもふっくらと立って新米同様においしくなります。また、貝類の砂抜きに使用すると、貝が驚くほど水を吹きます。また、乾物を戻すときに利用するのもよいでしょう。

●二日酔い防止
 構造水で氷を作り、冷やした構造水で水割りを作ると、口当たりがおいしく、また二日酔いになりにくくなります。二日酔いになっても、速く改善するという報告も多数あります。

■六分子構造水の体験談
●痛風の発作が改善された
 徳島県徳島市/仲正敬さん(46歳)
「歯科医を営んでおりますが、数年来、年2回ほど痛風発作に悩まされ、苦しんでおりました。文字通り風が当たっても痛いほどの激痛で、原因はアルコール摂取量が多かったためと言われていました。発作のたびに医者の処方薬の世話になっていましたが、二年前ぐらいからその効果もほとんど期待できなくなり、副作用だけがあるという状況で途方に暮れておりました。
 そんな折、堀先生より六分子構造水を1日最低1L飲むようにと勧められたのです。以来、今年で3年目になりますが、一度も痛風発作は出ておりません。これは驚異的なことです。あらゆる循環器系疾患に対して期待がもてる可能性を秘めていると考えてよいと思います。おかげさまで、アルコールも以前と変わらぬ量を気にせず摂取しています。」

●手に湿疹が出なくなった
 兵庫県西宮市/山内幹子さん(30歳)
「長年、手の湿疹に悩んでいました。大好きなコーヒーに含まれているカフェインのせいだと思い、一時は控えたこともあったのですが、全然よくなる気配はありませんでした。しかし、構造水を飲むようになってから、いつのまにか湿疹がなくなり、いまではすっかり治ってしまいました。また、以前よりカゼをひきにくくなり、ひいても市販の薬をちょっと飲んだだけですぐに治ってしまうようにもなったんです。すっかり元気になって、毎日がとてもイキイキしています。」

●腎結石がよくなった
 滋賀県大津市/古田紡さん(34歳)
「私の父は大の医者嫌い。ところが昨年6月に人間ドックで親指大の腎結石があることが分かりました。もともと病院に行く気はなかったところへ、私が『六分子構造水』を飲んでみてはと勧めました。父は半信半疑で飲み始め、料理もすべて構造水を使うという徹底した利用法を試したところ、8月の検査ではなんと結石が消えてしまいました。とても驚きましたが、推測するに、結石の成分を六分子構造水が素早く取り込み、尿として自然に体外に排出したのではないかと考えています。私も飲んでいますが、体調がよく、二日酔いが軽くなりました。構造水で目を洗ったら10数年来のドライアイが1週間で改善しました。その後も構造水で目を洗っていますが快調です。」

●赤ちゃんの便秘が改善した
 大阪市城東区/内村亜紀さん(31歳)
「生後2カ月の息子に、母乳だけでは足りずに粉ミルクを与えていたら、時々便秘をするようになってしまい、大変困っていました。そのとき、六分子構造水を飲んで『便秘が治った』という話を聞き、さっそく構造水をぬるめに温めたものをミルクに3分の1ほど混ぜて飲ませてみました。すると数十分後にうんちがでたのです! それから何度も試していますが、必ずといっていいほど便秘は解消されます。粉ミルクによる赤ちゃんの便秘が多いとのこと、みなさんもぜひ試してみてはどうでしょうか。」

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