第5章 Q&A30(11~20)

Q11 生体防御システムを機能させて免疫力を上げるのに、リングやブレスレットを装着する以外に必要なことは何でしょうか。

 免疫系は複雑なシステムになっていますから、簡単には免疫力を上げられないと言われています。また、下手に上げれば免疫異常を起こしたりしますから、非常に難しいですね。そこで、ここでは免疫力を刺激する、あるいは活性化するという意味でお話したいと思います。
 病原菌を弱めたものを注射すると病気にかからないというワクチン療法をパスツールが打ち立てて以来、免疫を獲得することは人間にとって有益なものとして受け取られてきました。ところが、近代になってアレルギー疾患が登場。これは免疫の過剰によって起こるものですから、有益とされていた免疫にも別の側面があることがわかったわけです。
 さて、免疫細胞にはT細胞、B細胞、マクロファージ、NK(ナチュラルキラー)細胞などがあり、そのうちの約70%をT細胞が占めています。このT細胞とB細胞は、年齢とともに数は減ってきますが、その活性力に変わりはありません。しかし、NK細胞は年とともに数が減り、活性も落ちてきます。そうなると、例えば風邪を引きやすくなります。風邪のウイルスや細菌が体内に親友してきたとき、最初にこれを防衛するのは補体と言われるタンパク質の一種とNK細胞ですが、特にNK細胞の働きは大きいものがあります。第二の防衛線となるのはマクロファージで、侵入してきた異物を見境なく食べてしまいます。そして第三の防衛線はB細胞のつくり出す抗体(免疫グロブリン)ですが、これが造られるまでには数日かかります。その間、NK細胞とマクロファージが細菌やウイルスと戦って時間稼ぎをしなければなりません。もし、これらの働きが悪ければ、抗体が出来る前に細菌やウイルスに感染して風邪を引いてしまいます。今は、風邪を引いて病院に行くと、たいてい二次感染の肺炎を予防するために抗生物質を出されますが、これも免疫系が働かなければ効きません。老人になると肺炎にかかりやすくなり、それが原因で亡くなる人が多いのは、免疫系の働きが弱ってくるためなのです。そこで、年とともに数も能力も低下するNK細胞を活性化させてやる必要が出てくるのです。具体的には、口呼吸をしない、厚化粧をしない、食べ物に気を付ける事と、いつも笑いを忘れず前向きな姿勢で過ごすことが大切です。NK細胞は精神的な影響を大きく受けます。うつ病の人はNK細胞の働きが低下し、ガンになりやすいと言われるのもそのためです。
 食事面では、シイタケやマイタケなどのキノコ類に多く含まれるAHCCと呼ばれる植物性多糖類にNK細胞を活性化する力があります。また、インターフェロンというタンパク質が体内で出来るとNK細胞が活性化され、数も増えてきますから、このインターフェロンの合成を促進するビタミンCと、良質なタンパク質を摂る事も心掛けて下さい。良質のタンパク質には、遺伝子を傷つけてガンの元ともなる活性酸素の害を抑制する作用もあります。その他、朝鮮人参もNK細胞を活性化させるとともに、白血球を増加させたり、好中球やマクロファージの作用を促進する効果があるといいます。さらにカキ、アーモンド、カボチャ、ヒマワリの種などに含まれる亜鉛も、免疫系機能を促進させる効果がありますから、覚えておくと良いでしょう。それはビタミンAやB群、それにレバー製剤などの利用が役に立つと思います。ドクター・サン™シリーズも体温を上げ、筋肉の弛緩を促進させることによってインターフェロンの増産に繋がり(インターフェロンの増産には体温の上昇は必要)ますし、筋肉に弛緩作用と血液循環の改善作用などで、腸内細菌のバランスを崩す事無く胃腸の調子を整えるなどの点で、免疫力の活性化に貢献する事が出来ます。また、腸内細菌や胃酸も細菌やウイルスと戦ってくれる免疫システムの一つですから、前出の抗生物質で腸内細菌のバランスを崩したり、胃を荒らすような薬などで胃酸の出方を悪くさせないように気を付けて欲しいものです。これにはクレッシェンス化粧品(現ホーリーアズン株式会社)の「六員環構造オイル」をお勧めします。

Q12 ドクター・サン™シリーズには、ガンなどの悪性腫瘍を改善する作用があるのでしょうか。

 NK細胞を活性化するにはビタミンCが必要で、ビタミンCはインターフェロンを増産し、インターフェロンはガンの防止にも役立ちます。そして、ドクター・サン™シリーズがインターフェロンの増産に貢献している事も述べましたが、この他にグラニュールの量も大変増える事が確認されています。グラニュールというのは、NK細胞が持っている対ガン用ミサイルみたいなもの。グラニュールに覆われたNK細胞がガン細胞に近付いて行って、ガン細胞を破壊するのです。また、ドクター・サン™シリーズは免疫系全体の活性化にも役立っていますから、直接的にも間接的にもガンなどの悪性腫瘍を改善する働きを持っていることになりましょう。なお、免疫系は脳の視床下部と深い繋がりがあり、もしここを破壊するとT細胞の活性化能力が低下します。また、大脳半球のどちらがこれに関わっているのかを調べるために、マウスの左前頭葉を破壊したところ、T細胞やB細胞の減少が起こりました。右前頭葉を破壊した場合には何も起こらなかったことから、免疫を支配しているのは大脳の左半球だということになります。したがって、私がリングの基本形を左手の親指や薬指としているのも、免疫系のバランス維持を目的としているところが大きいのです。

Q13 睡眠中に子供は寝返りをすることが多く、大人になると少なくなるのはなぜですか。また、そのことと健康とは関係があるのでしょうか。

 従来、自律神経は疲労回復のために「昼間は交感神経が興奮状態にあり、夜間は副交感神経が興奮状態になる」と言われてきましたが、実際はそれほど単純では無いと言う事が解明されてきました。睡眠に入ろうとする時、目覚めようとする時、または眠りの浅いREM睡眠時には、今まで言われてきたように交感神経が抑圧され、副交感神経は興奮して、俗に言うリラックスした状態になります。しかし、眠りの深いNONREM睡眠時には両神経とも抑圧され、神経が麻酔された状態になっていることが明らかになったのです。さらに、大脳皮質の意識レベルと自律神経の反応が、1対1で行われていることも明らかになりました。つまり、感情の動きと筋肉はストレートに対応していて、例えば「身の縮まる思い」をすると無意識のうちに身体を丸めて縮こまるような動作をしているのです。そして、その積み重ねが慢性筋肉疲労をいっそう深める要因にもなっているわけです。
 神経を道路、大脳かの指令を車として考えると、車が法定速度で走り、赤信号では停止するというのが1対1のバランスが取れている状態。信号を無視して車が暴走すれば交通事故が起きますが、そういう自己の状態が自律神経失調症だと考えられます。
 自律神経に異常が無い限り、1対1の対応では常に同じ反応が生まれるはずですが、実際には同じ反応が生じるとは限らないようです。特に、全身の骨格筋に慢性筋肉疲労や筋肉の位置異常が観察される時には、自律神経の反応に誤作動が起きる事が考えられます。例えば、両目を閉じて前に伸ばした腕をゆっくり目の高さまで上げたとしましょう。大脳皮質からは、左右の腕に同じスピードで同じ高さまで上がるようにという命令が出ているにも関わらず、慢性筋肉疲労や筋肉の位置に異常がある方の腕は遅く動き、低い所で止まってしまいます。私は、このような筋肉のアンバランスや自律神経の誤作動を修正するために、寝返りが存在すると考えています。子供の場合は身体の割合に対して運動量が多く、そのために筋肉疲労も多いと考えられます。遠足や運動会の日の夜は寝返りも激しく、ひどい場合は布団からはみだしてしまったり、グルグルと回転するようなことも珍しくありません。それはREM睡眠の際に寝返りを多くする事によって慢性筋肉疲労を解消し、血液を始めとする体液循環の改善を図っていると解釈出来ます。しかし、人は年を重ねるとともに運動量が減り、復元力も低下しますから寝返りを打つ事も少なくなります。その分、筋肉の疲労が改善されませんから、そのまま蓄積して慢性筋肉疲労が進みコリになる場所が多くなり、体液循環も悪くなると言う悪循環を繰り返します。それに伴い、寝返りを殆どしなくなると深い睡眠が取れなくなります。ドクター・サン™シリーズで筋肉を弛緩させて体液循環を改善することで、寝返りを打たなくても慢性筋肉疲労を防止できますし、深い睡眠を取り戻して健康を維持する事が出来ます。同時に、それは若返りにも繋がる一石二鳥の対策ではないかと思います。

Q14 イビキについて、教えてください。

 イビキをかく人は血圧が高くて太っている人に多いとか、浅い眠りの時に筋肉が弛緩して気道が狭くなり、そのためにイビキをかきやすくなるなどと言われています。確かに高血圧で肥満体の人がイビキをかきやすいのは事実です、そういうタイプの人は口呼吸をしやすく、口呼吸をすることでウブラ(ノドチンコ)が腫れ、それが振動してイビキになるのです。しかし、筋肉が弛緩して気道が狭くなるためにイビキをかきやすくなる、というのは大きな間違いだと私は考えています。逆に、呼吸を司る筋肉群の全てが本当に弛緩したら、イビキはなくなるのです。また、高血圧で肥満体以外の人でもイビキはかきます。中肉中背の人も痩せていて正常な血圧の人もイビキをかきます。このような人たちがイビキをかく原因は、慢性筋肉疲労とコリ(筋硬結)です。大抵は首の周りや胸の呼吸筋群、顎、顔面の筋肉が慢性疲労に陥り、さらに慢性筋肉疲労が進んだコリがあるはずです。これが首から鼻腔喉にかけて浮腫を引き起こし、鼻呼吸をしにくくしている原因です。筋硬結を押すと飛び上がるほど痛いのですが、丁寧に指圧したりマッサージして徐々に解していくと、やがて痛みもなくなってきます。筋硬結がなくなれば、睡眠中に筋肉が弛緩出来る状態になります。加えて、股関節から尾骨にかけてマッサージをすると、仙骨から出ている迷走神経(=副交感神経)の働きで血管が弛緩し、リンパ液の循環も改善されてイビキが出なくなる事が多いのです。つまり、筋硬結が呼吸筋の一部にあると、その他の筋肉がいくら弛緩しても鼻呼吸をしにくくなり、無意識のうちに口呼吸をするようになるのです。それによってウブラが腫れ、さらに咽頭にも腫れが起きた場合はイビキが共鳴音になって響くという訳で、イビキとは主に首から上のリンパ液の循環不全であり、口呼吸の起こす弊害だと言えましょう。イビキが酷い人は呼吸が一時的に止まる事があります。さらに心臓が弱っていたり脳卒中を起こしているような場合には、1分以上呼吸が止まる事があります。この時に交換神経が興奮して血管が収縮し、血圧が上がります。呼吸停止が一晩に30回以上あるか、1時間に5回以上見られる場合を睡眠時無呼吸症候群と呼び、こうなると血中の酸素不足で血圧は上がったままとなり、夜中の高血圧が起こるのです。このようなイビキを伴う高血圧は、薬が効きにくいと言われています。また、睡眠時無呼吸症候群は不整脈を起こすとも言われますから気を付けなければなりません。
 太っている人は、まず痩せる事が先決でしょう。最近は、ウブラを小さくする手術もありますが、免疫系を弱めてしまいますから、出来るだけ避けた方が良いと思います。そういった手術に頼る前に呼吸筋群の筋経絡に繋がる親指と、背中の筋経絡に繋がる薬指にドクター・サン™リングをはめ、反対側の腕にドクター・サン™ブレスレットを装着します。その上で呼吸筋群と、股関節から尾骨仙骨にかけての部分をマッサージして副交感神経、特に迷走神経を刺激し、リラックスさせてみて下さい。この時のマッサージや指圧は非常に痛く「イッタ~タタ」と思わず口にするほうが多いのです。しかし、多くの人が、この方法でイビキや高血圧、脳梗塞の後遺症など様々な症状が軽減されています。

Q15 この頃、磁石や電磁場は身体に悪い影響を与えるといわれますが、なぜ良くないのか、わかりやすく教えてください。

 地球は丸い磁石で、北極と南極があります。北極にはS極、南極にはN極があります。方位磁石を向けると北極方向にはN極、南極荷方向にはS極を指す事になります。つまり、南極から北極に向かって磁力線が走り、その磁力は0.3ガウスと言われ、そのおかげで我々地球上の生物は宇宙光線から身を守られています。ですから磁力は必要なものなのですが「過ぎたるは及ばざるより悪し」で、磁力が強すぎると人体には害になります。人間は自然界の10倍の刺激には耐える事が出来ません。いくらオリンピックのゴールドメダリストと言えども、10倍以上の運動能力がある人間は存在しないのです。これらは、血管や神経、筋肉、骨などは10倍の対応など出来ないと言う事です。大気圧は1気圧ですが、その10倍の10気圧は水深100mの所にいるのと同じです。そこまで潜れる人はなかなかいないでしょう。また、一度に10日分の降圧剤を飲んだらどうなるか、想像に値すると思います。このように10倍以上の力が加われば、いかなる力であろうと人体には有害です。特に磁力と電磁場は有害を通り越して非常に危険です。よく赤外線の入った布団をコンセントに差し込み、電気の力によって身体を暖めるというタイプの医療機器がありますが、電気が流れるところには磁場が発生します。オームの法則を思い出してください。電流が流れる所には磁場が生じ、磁場が生じた所には電流が流れます。これは自然の法則です。抵抗値や広さによって異なりますが、その布団は少なくとも数百~数千ガウスになるでしょう。米国では、高圧電線の下300m内に小学校などの施設の設置を禁止しています。いくら高電圧でないとは言え電磁場の上で寝ることは電磁場を直接受けるので、高圧電線の下300m内にいるよりも遥かに悪く、言語道断です。
 例えば、血液が流れる時には超微量の電流が発生しますが、0.39ガウス以上の磁場が働くと電流量が多くなり過ぎ、体内に静電気をためる一つの原因になってしまいます。服を脱ぐときにパチパチ音を立てるような静電気なら、服を脱げば簡単に流れてエネルギーを失いますが、体内に溜まった静電気を追い出すには大変な苦労がいります。この体内に停滞した静電気が遺伝子を傷つけて大病の原因を作る、大きな要素の一つです。その他に、家が建っている地電流の影響や体内をコンデンサー様になりやすい体質も体内静電気を溜める原因になります。では、どのくらいの磁力なら身体に良いのかと言いますと、0.33~0.39ガウスの範囲でしょう。つまり地球が元々持っている磁場の1~3割増しが最も身体に良く、それ以上は有害であると言う事です。維持的には元気になったかのように思える磁気製品も、3カ月~4カ月くらい経つと逆に疲れやすく、病気しやすい虚弱体質になってくる可能性が高まります。なぜ3カ月~4カ月なのかと言いますと、赤血球の寿命は約100~120日ですが、磁力線が赤血球の寿命を縮めるため、傷んだ赤血球は早めに肝臓、脾臓などで分解されます。そうすると、これらの臓器にも負担がかかるため徐々に機能低下の方向へ進んでいきます。したがって、3カ月ぐらいで体調の良い日と悪い日が感じられるようになり、体調の悪い日にはより大きな刺激が欲しくなってガウス数を上げたり、電気を流す赤外線フトンや電磁場発生装置なくしては辛くていられないというような身体になっていきます。これを組織寛容(俗にいう「慣れ」)と呼んでいますが、機能低下が少しずつ起こるために本人は気付かず、ある日突然に正常値を下回る、これが発病です。血液のバランスが少し狂えば、血液よりずっとコントロール性(恒常性血液の約5分の1)の低い組織液もバランスを欠き、その場の細胞は活力を失うか、磁力が強い場合には局所の細胞が死ぬことにもなりかねません。赤血球以外の血液細胞には再生能力もあり、すぐには細胞膜の破壊に繋がりませんが、いずれは磁力がストレスとなって免疫細胞の機能が低下する事に違いはありません。
 免疫力が低下し、遺伝子に傷が付いたりすればガンなどの悪性腫瘍が出来る可能性を高めてしまう事になります。ですから、もし、強い磁力を持つ機器などは、具合いが悪い時の2~3日に限って使用するようにして頂きたいものです。人類は0.3ガウスの磁場に対応すべく進化してきたのであり、800ガウスとか1000ガウスの磁力には到底対応出来ないのです。今日、磁力が弱まり磁気製品が必要なのではとの質問を受けますが、確かに200年前より約10%弱の磁力が減少していると言われます。しかし、それは0.03ガウス以下の事で、1000ガウスの磁力では決してありません。また、素材が何であろうと磁力は磁力以外の何者でもなく、身体に良い種類の磁力は決して存在しません。しかし、例外が1つだけあります。それは、反磁力です。0.36ガウス以下の反磁力でS-Nが常に入れ替われば良いのです。しかし、現実的にはそのようなことは、非常に高度な技術を必要とし、到底なし得るものではありません
 しかし、最も悪いのはアルミが入っている。もしくはアルミが主体をなす様な素材の磁気製品を身に付ける事です。これは、磁気障害に加え、汗のpHは約4.2~4.5でアルミが非常に溶けやすく、濃縮されたアルミイオンが皮膚から再吸収されるからで、これが怖いのです。皮膚は排泄臓器だと言われていましたが、昨今、吸収作用もあることが判明しました。よって、アルツハイマーの大きな要因の一つと考えられるアルミ製品は、以前学校給食で問題になり廃止されました。その素材をいまさら身に付けるなどいかがなものかと思います。また、給食は昼食だけですが、装飾品は年がら年中身に着けており給食で摂取する量よりはるかに多く、恐ろしいものです。アルミ含有製品を避けるのは今日の常識です。また、アルミは熱伝導率が良くすぐに熱くなります。この現象を、あたかも効果があると勘違いされる方が多いのです。必ず長い年月を経て体を壊します。くれぐれもご注意下さい。因みに、19世紀前半に西洋では磁石による治療が盛んに行われていましたが、その時に魔女狩りと同様に、磁石狩りが行われ、磁石による治療が禁止されました。その理由は良くなる人より、はるかに悪くなる人が多く邪悪な力と考えられたからです。事々左様に使用方法を誤ると体調を崩してしまいます。細菌の中には、磁力を好む磁性細菌もいますが、彼らは体内にマグネタイトという特殊な磁性体を持っていて、我々とは根本的に異なります。我々は細菌でなく、人類なのです

Q16 磁石や電磁場の物理的作用をわかりやすく教えてください。

 ひらたく言えば、磁石や電磁場は身体における水の電気分解装置なのです。水の電気分解装置をご存知ですか。プラス側に酸性、反対のマイナス側にアルカリ性を溜める装置で、真中に半透膜があり、この半透膜は血管壁同様にイオンが自由に行き来し、イオンを電気的に引き寄せる装置です。そこから取り出した水は酸性でもアルカリ性でも殺菌作用が強く、食堂などの調理上などの殺菌に用いられています。面白いことに酸性とアルカリ性の水を再び等量合わせて元のpHに戻しても、その水には殺菌作用があるのです。これも一度電気分解されたという水の記憶波動の一つだと解釈できます。この水の電気分解装置を体内で局所的に作るのが磁石や電磁場なのです。血管やリンパ管の中を流れる血液やリンパ液の中には必須ミネラルがイオン化して流れています。また赤血球のヘモグロビンには鉄イオンが、免疫担当細胞には亜鉛やマグネシウムなどがイオン化して含まれています。つまり、原理的には電流と磁力の違いで水の電気分解装置とほぼ同じ現象が起こる事になります。つまり、水に溶け込ます塩化ナトリウムなどのミネラルの代わりが血液中の様々なプラス、マイナスイオンミネラルで真中にある半透膜が血管壁に当たります。プラス側、反対のマイナス側は磁力線がフレミングの右手の法則に従い偏在させることにより作り出します。体を水の電気分解装置にして良いはずがありません。因みに、N極からS極に磁力が走りそこにナトリウム、マグネシウム、カルシウム、カリウムなどプラスイオン(アルカリ性金属)は手前に集まりそこの組織液を強アルカリに傾け、細胞膜は簡単に溶けてしまいます。反対に塩素イオン、炭酸水素イオン、リン酸イオンなどマイナスイオンは反対側に集まりその場の組織を強酸性にします。細胞に大きなダメージを与えるのはアルカリ性側で、酸性側ではありません。例えば塩酸(酸性)が目に入った場合と、水酸化ナトリウム(アルカリ性)が目に入った場合、水酸化ナトリウムが入った方が重篤に経過するのです。その他にも、アルカリ側にpH2.5傾きpH9.5でもコレラ菌だけはかろうじて生きることが出来ますが、それ以外の菌は死滅します。逆に酸性には強い菌が多く、pH4.5では殆どの菌が死なないのです。この原理を利用したのが石鹸です。石鹸は脂肪酸にアルカリ性金属を結合させたものでありpH10程度で、アルカリ性で汚れを分解し、細菌を死滅させる事を目的として作られたものです。
 ついでに、ドクター・サン™シリーズで肌荒れを起こすことがありますが、この現象は、皮膚から出される脂肪酸に皮膚から出されるアルカリ性金属(ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、カリウム、マンガン、鉄、銅等)がドクター・サン™シリーズから出されるエネルギーによって脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カルシウム等の石鹸が出来、それが、皮膚を荒らす結果になる場合があります。また、少しでも石鹸が残っていると、当然皮膚は荒れる事になります。よく水洗いをして頂きたいと思います。
 つまり、いくら血液や組織液はアルカリ性が良いと言っても、「過ぎたるは及ばざるより悪し」と言えるのです。例えば、赤血球がそういう状態になりますと、細胞内部の機能が偏在し古くなった風船が所々に薄い所が出来るようなもので、赤血球の細胞膜の破壊に繋がります。また、血管細胞も外部から強アルカリと反対側には強酸ができ血管壁を溶かす事になり、血管壁は薄くなっていきます。血管の近くには概ね神経が通っており、その神経組織もダメージを受けます。そうすると神経の伝達能力が低下する事になります。つまり、麻酔にかかったのと同じ事になります。よって、痛みの伝達を阻害し、痛みを感じ難くなり、今まで痛かったのが痛くないというあたかも治ったかのような錯覚に陥らせます。しかし、病状は悪化の一途を辿る事になります。その度に自然に体がより強い刺激を欲し、知らず知らず長時間磁石を身に付けたり、電磁場に乗ったり、違う刺激を求めます。この現象が怖いのです。そのうちに段々とそれ以上の刺激がなければ効かなくなってきて、より組織破壊を助長する事になります。そうなりますと些細な刺激で出血が起こり、知らぬ間に青あざを作っていたと言う事になります。
 もしこの現象が脳内で起これば脳内出血で命に関わる事になります。一時的には赤血球表面に電荷を持ち赤血球はバラバラになりますが、時間の経過とともに赤血球表面に血色素中の鉄イオンが漏出し、また血管中のイオン化ミネラルが血管外に漏出しすぎることになります。すると赤血球の表面が電荷を失い赤血球同士が引っ付く事になります。そうしますと、赤血球が数珠状に繋がる事になり酸素の運搬量も減り、組織の隅々に酸素を運べなくなりますし、様々な酵素の機軸になるイオン化ミネラル(ナトリウム、マグネシウム、亜鉛、カリウム、カルシウムなど必須ミネラル)が血管外に漏出して行くために酵素の機軸となるイオンミネラルが不足し酵素が活性化できず、免疫担当細胞にも影響が出て免疫力の低下が起こり、生命活動を阻害しかねません。これが、少し嵩じると血液が粘性を持ちその結果、パニック症候群や不定愁訴といった症状を引き起こす大きな原因になります。一時的には、電気を使用した赤外線の布団などは血液のクラスターサイズを細分化します。しかし、単分子化した水は時間の経過に伴い遺伝子を傷付ける可能性が増し、その上、血液を電子水状態にもします。電子はマイナスの電荷を持っており、ナトリウム、マグネシウム、亜鉛、カリウム、カルシウムなど必須ミネラルのプラスイオンの電荷を中和します。
 例えば、血液中に多いカルシウムイオンがカルシウムとなり析出し固体化します。それが、血管内で起これば脳梗塞や心筋梗塞、腎結石の核を作ることになります。この現象が筋肉内で起これば異栄養性の石灰化と言い、俗にいうコリ、筋硬結もしくはトリガーポイントと言い、慢性筋肉疲労を助長する結果となり、より筋肉のコリを助長します。プラスマイナスが入れ替わっても塩素イオン、硫化イオンやリン酸イオンなどのマイナスイオンなど、ミネラルの種類が変わるだけで同じ現象が起こります。これは、当然のことながら電子水を飲んでも同じですし、エレキバンなどの磁気製品でも起こります。電気製品は多かれ少なかれ磁力線を出しますが、特に肌に接近する磁石や磁気製品、電気毛布、フトン、電子水などの長期使用はくれぐれも注意して頂きたいのです。また、赤血球は核やミトコンドリアなど所蔵器がない細胞で、生命活動を営んでおらず、赤血球には再生能力はありません。一度傷ついた赤血球は早いうちに処理されるのです。つまり、磁力は上記の理由により赤血球の寿命を短くするのです。赤血球は肝臓、胆嚢、脾臓などで分解され、マクロファージが処理します。そうなるとこれらの臓器やマクロファージが疲れる事になるのです。また、磁力の強さによって異なりますが、多かれ少なかれストレスになることは間違いなく、マクロファージを始め免疫担当細胞の寿命が短くなり免疫系の低下が起こります。能力の低下したマクロファージが血液の処理をする事は正常の時より大変な作業になる事は言うまでもありません。また、骨髄は血液を作りますが骨髄も忙しく働かなければならなくなるのです。岐阜大学千島名誉教授の学説では大腸が造血組織だという説もありますが、私個人的には条件により骨髄と大腸、両方共に造血組織になり得るのではないかと考えています。
 また、大腸造血にはクレッシェンス化粧品(現ホーリーアズン)の「六員環構造オイル」でお腹のマッサージをお薦めします。先にも述べましたように、磁気製品は一時的には元気になったかのような錯覚を受けますが、3カ月くらいたつと逆に疲れやすく、病気になりやすい虚弱体質になってくる可能性が高まります。何故3カ月くらいかと申し上げますと、赤血球の寿命が約90日で、そのサイクルが早くなり背血球を始めとする血液成分の分解臓器に過重な負担がかかるためです。その後、段々とそれらの臓器が機能低下したり、また復元したりを幾度となく繰り返しながら、機能が低下していきます。よって、体調の良い日と悪い日出てくるようになり、より大きな刺激が必要になり磁力を上げたり、幾度となく磁気や電磁場、電子の発生装置にかからなければ辛さを感じることになり、より強い刺激を求めなければならない体になるのです。これを組織寛容(俗にいう慣れ)と呼んでいます。よって、機能低下は急速に起こらず徐々に起こっているため本人は気が付かず、ある時、急に正常の閾値を下回ります。これが発病です。そこで始めてビックリし、慌てる事になる方が多いのですが、その時はすでに遅いという事になりかねません。くれぐれも御用心して頂きたいものです。
 脾臓は二次免疫の中枢といわれ、免疫担当細胞の多く存在する所です。そのため、免疫力を強めるためには脾臓が元気でなければなりません。また、好中球は3~7日、リンパ球は数カ月~数年、メモリーT細胞(体に悪いものと良いものを記憶しているリンパ球)は一番長く約20年前後の寿命があります。因みに生理など28日に1度の出血、献血と言ったものは限局した血液で、磁場が作用し全体の血液細胞成分の機能偏在や細胞膜の一部破壊とは根本的に違うのです。四六時中、ナトリウムやカルシウムをはじめて諸所の血液に含まれるイオンや血液細胞は総てフレミングの法則に従い機能も偏在する事になります。つまり、0.39ガウス以上の電磁場や磁場は磁力線が強すぎて、血管から各種イオンが漏出して細胞を栄養している組織液を磁力線を境にアルカリ性と酸性に分ける事になります。そうなりますと血液よりはるかに組織液は恒常性が弱く、約5分の1と言われていますが、その場の組織液はアルカリ性に傾き、また反対側は酸性に傾くことになり、その場の細胞は恒常性を失い活力を低下させるか、磁力線が強い時には局所の細胞が死に至ることになります。当然この細胞の死骸を処理するのもマクロファージの仕事です。この細胞の死は東洋医学の針や灸をして組織破壊を起こしこれが異物排除機構を賦活させることにより遠隔部位を刺激し、活力を持たせる作用に似ており、針灸に類似した効果を得らるので一時的に良くなったかのような錯覚に陥らせます。これが磁気製品や電磁気製品の落とし穴なのです。しかし、あくまで針灸は一過性のことであり、常に作用しているものではなく、磁力とは似て非なるもので、過剰な持続性の刺激は遺伝子を傷つける可能性が高まります。また、赤血球以外の血液細胞は生命活動を営んでおり、個々の細胞に再生能力があり、すぐには細胞膜の破壊に繋がりませんが、多かれ少なかれストレスになることは間違いなくマクロファージを始めとする免疫担当細胞の寿命が短くなり、免疫力が下がる事は明白です。
 先ほども述べましたが、免疫力が低下し、それに加えて遺伝子が傷つくと悪性腫瘍(ガン、肉腫)が出来る可能性を助長する事になります。それに加え磁力線によって弱ったマクロファージが崩壊した赤血球を貪食し排除するのですが、その排除能力も低下しており、様々な組織に負担をかけることになります。しかし、それ以上に怖いのは、筋肉のネットワークや筋経絡、経路に沿った遠隔部位に症状を持ってくる場合があることです。この因果関係は科学的に証明されていませんが、例えば、捻挫が筋肉のネットワークや筋経絡を通して偏頭痛になる現象、サンリングを装着して呼吸回数が減り呼吸が楽になったり、痛みが軽減したりする事を鑑みますと、当然良い影響があれば、悪い影響も遠隔部位に起こり得るのです。これが非常に危険な事なのです。と言いますのも遠隔部位に悪性腫瘍つまりガンや肉腫を作る可能性を否定できないと言う事です。因果関係が立証されないため体調が悪くなっても、悪性腫瘍になったとしても、メーカーは「私どもには関係ありません」と言って逃げられる事になり、泣き寝入りになることは必定です。お気の毒な限りです。しかし、エレキバンの場合は毎日同じ場所に貼りつける事は少ないのです。東洋医学で言う虚している状態の方にはN極が皮膚面にある場合に効果がありますがその反面、実している方にはエネルギーオーバーとして働きます。一時的に実している方にはS極が皮膚面にある場合に虚として働き体調を整えます。ステロイドホルモンは優れた薬ですが長期使用は副作用が強く、長期使用は好まれません。これは、ステロイドホルモンを使用したところに、皮膚が薄くなるなどの副作用が目に見えるためです。服用しておられる方は腎不全や白内障等の副作用に悩まされる場合が多々あります。そのためにステロイドホルモンの使用は早急に2~3日間の使用で切り上げるのが懸命なのです。しかし、ステロイドホルモンも副作用が出ない内に切り上げれば良い薬です。ステロイドホルモン同様に強い磁石も2~3日ぐらいの使用に限り、うまく利用すれば効果的です。しかし、長期使用は避けるべき最たるものでもあります。多くの方が忘れておられるように思えます。それは、当たり前の事で、磁気製品から出ている磁力線が遠隔部位にある臓器を知らず知らずのうちに少しずつ悪くしていることに気が付かないためで、仕方の無い事です。エレキバンは貼りつける場所が皮膚荒れを起こしたり、痒くなったりして時々場所を変えますし、コリのある場所が日により少しずつずれますし、まず同じ場所に貼る事は殆どないのです。少しずつでも場所が変わります。しかし、指輪やブレスレットは何時も殆ど同じ位置にあります。これはエレキバンより磁力が弱くても遥かに恐ろしいのです。特にブレスレットは手首に付ける物で、手首は第三の脳とも言われ、東洋医学でいう脈診の位置に近く、脈診では何処の臓器にどのよな異常があるか名医になればすぐに判断できると言います。つまり、ブレスレットはダイレクトに脳や心臓に影響を与えることはもとより、身体他部の遠隔臓器、例えば、肝臓、腎臓、脾臓、胃、腸などを始め、五臓六腑、六臓六腑など全身に悪影響を与える事が考えられます。それほど手首は大切な所であるという認識が重要だと思います。
 入江・フィンガーテストというアップライトキネシオロジーやオーリングテストの延長線上にある、入江正先生が考案されたテストがあります。このテストでは手首より少し上のところに磁石を置き、その経路に属する臓器が良いか悪いかを判断するために、その増幅装置として磁石を用います。これは、磁石の虚、実、つまり、補(補うN極側)、瀉(抜き取るS極側)の関係を用いたものです。これはある意味では磁石の副作用を用いていると言えます。重ねて申し上げますが、磁石は使い方を誤ると病気の増幅装置として働き、より一層、病気を重篤なものにさせるのです。本書を読まれた方は、今すぐ指輪やブレスレットの磁場の強い(3ガウス以上)ものはごみ箱に捨てて下さい。
 あなたの健康を守る第一条件だと思います。因みに、よく宣伝で800や1200ガウスの力で赤血球の鉄分を磁力が引っ張るという宣伝がありますが、厳密には間違いでフレミングの右手の法則に従ってプラスイオンとマイナスイオンを分けているのです。磁石はイオン化したものは、鉄でも引き寄せるようには働きませんので間違いのない様にして下さい。少しの常識を働かせば解かる事ですが、我人類を始め地球上の生物は殆ど総て0.3ガウスの磁場に対応すべく進化を遂げてきたのです。800ガウスとか1200ガウスの磁場に対応するべく進化したのでは決してありません。よく鳩の害にあったり、カラスの害にあったりするところは、高ガウスの磁石を置くと、鳩やカラスはいなくなります。鳩やカラスに関わらずその他の自然界の鳥や動物も高磁場を嫌います。彼らは磁石の害を本能で知っているのです。しかし、よく電線にスズメが止まっているのを見ますが、矛盾するのではと思われるのではないでしょうか。これは、スズメが止まりやすい太さが原因しているのです。同じ高さに同じ太さの電気が流れていない電線を張りますと、スズメはほとんど総て電気が流れていない電線に止まります。しかし、スズメが夜寝るときには葉が繁っている木とか竹やぶに身を隠して休みます。彼ら脊椎動物が嫌うものが、進化しているとは言え同じ脊椎動物である人間に良い訳がありません。というよりこの事は間違いなく「害」以外の何物でもありません

Q17 ドクター・サン™シリーズも磁石につきますがいいのですか。

 皆さんに良くその質問を受けますが、根本的に質問が違うのです。ドクター・サン™シリーズに使用している合金には鉄も混入しています。磁気は少しでも、鉄分が入っていると当然反応します。これと磁気を帯びているのは全然違うのです。それは磁気感受性があると言う事なのです。この事はリングが切れている事にも大きく影響するのです。それは、地球の磁場は約0.3ガウスありますが、それの50分の1~100分の1のガウスの反磁力を自然に持つように調整してあります。しかし、0.39ガウス以上の強い磁気には引き寄せられますのでご注意ください。
 Q15でも述べましたが、素材が何であろうと磁力は磁力の何者でもなく、身体に良い種類の磁力は決して存在しません。しかし、例外が一つだけあります。それは反磁力です。0.36ガウス以下の反磁力でS-Nが常に入れ替われば体液にとって最高です
 しかし、現実的には、そのようなことは、非常に高度な電磁場解析と技術を必要とし、到底あり得るものではありませんでした。現実的に実用化されている健康器具等はありません。しかし、リングやサイクロンリングは高度な電磁場解析により、形状と物質及び、中赤外線輻射物質やマイクロバイブレーションの最適な条件を計算し設計したものであり、反磁場作用を作り出すことに成功し、その磁力は地球磁気の約50分の1~100分の1になり、N-Sが方向により変わるように調整する事に成功したのです。近くに磁石が無い場合には、地球と同じ磁極を持つ事になるのです。しかし、鉄分を引き寄せるような磁力線ではありません。その証明は簡単にできます。
 地球には北にはS極、南にはN極があり、リングやサイクロンリングが反磁性体でなければ南北の方向に置くと北側には約0.006~0.003ガウスのN極が、南側には約0.006~0.003ガウスのS極が自然に発生する事になります。
 しかし、リングやサイクロンリングには北にはS極、南にはN極が発生するのです。我々の身体の大部分は水です。その水も反磁性体で強い磁力により分かれます。モーゼが行ったと言われる海の分割は水の反磁力によると考えられます。よって、水とリング、サイクロンリングの反磁力の相互作用により、血液のクラスターサイズを劇的に小さくするのではなく、マイルドに作用させることが出来るのです。血液に含まれている水と同じ反磁性を持たせ血液にマイルドに働きかけるように設計されています。つまり、リングやサイクロンリングは、例えば、水がN極に帯磁している時にはリングやサイクロンリングもN極に帯磁し、水をそのマイルドな反磁力で押し循環させます。この事により於血の循環を図る事が出来るのです。また徐々に向きを変えるにつれて磁力が弱まっていき東西にリングが来ますと、磁場は消滅することになりますが、しかし、高度な計算によりサンリングには、ソリとオームの法則による右回りの回転を持たせてあるために、反磁力が0になることは一瞬で、N-Sの交代が起こります。これが、ドクター・サン™リングの世界稀に見る優れている特長の一つなのです。
 つまり、最高で0.306ガウスで最低で限りなく0に近づき0になったと同時にN-Sが逆転する事になります。この範囲の磁場は血管内でイオン化ミネラルをフレミングの右手の法則により分けるのですが、この微弱な反磁力線では血管内より外に出すことはなく、毛細血管内で分けます。この自然が生み出した反磁力の作用が大切なのです。これはあくまで、0.306ガウスが最高で場所により磁力も弱りN-Sも交代することになり、フレミングの右手の法則も逆に作用する事になるのです。そうすると、イオンの偏りがない血液で尚且つ、血液に良くイオンが溶け込む事になり、血液をスムーズに流す事に繋がるのです。しかし、この力は非常に弱く、そのためにその場を通る血液は少ないので、全身の血液のクラスターサイズが整うのに1週間ぐらいはかかるだろうと思われます。つまり、1週間ぐらいすると体調が良くなるだろうと言うことなのです。しかし、この現象はリングやサイクロンリングの「ソリ」と「回転」と「切断間隔」「中赤外線輻射物質輻射率」など高度な計算の上に成り立つ現象であり、サンリングやサイクロンリングは微弱自然反磁力作用、マイクロバイブレーション作用と中赤外線作用などをメインに考えており、ブレスレットには微弱自然半磁力作用はなく、約150万人を癒した記憶をメインに考察した物であるという点が違います。つまり、リングは質量が少ないため記憶させられる癒しの記憶量がある程度限られます。それをブレスレットが補って相乗効果を出すように考案しているのです。

Q18 月の生命体エネルギーについて少し教えていただけますか。

 自然の摂理は昼に太陽が昇り、夜は月を始めとし星々が輝きます。自然の摂理から言えば、地球に存在する女性の月経は満月に排卵、新月に生理という28日周期の月経が行われるはずですが、昨今の女性の殆どが月経の周期が狂っているようです。これは、便利さと引き換えに、自然の摂理を間違った形で取り入れているか、もしくは月の生命体エネルギーを正常な形で取り入れられていないためだと考えられます。自然の摂理をそのまま受け入れている自然界の動物は、ほぼ同じ周期で産卵や排卵を行っています。自然界の動物と同じように、月の生命体エネルギーを始め自然の摂理をそのまま受け入れている女性は月の周期と同じ正常な28日周期の月経なのです。自然界の動物は子犬、子猫はほぼ同じ時期に姿を見ます。年がら年中子供を生んでいるのは人間だけです。私は生理不順の方には月光浴をお薦めしています。1日に3時間ぐらい月光浴をさせておられると3カ月ぐらいすると生理不順が解消される方が多くおられます。月光浴により生理不順が解消された方は月の生命体エネルギーが何らかの影響を与えていると考えられます。その他にも生命の誕生や死も海の満ち干きが関係していると言われます。人体には心臓、肺臓、肝臓、脾臓、腎臓、膵臓や小腸、大腸、指腸、直腸など月の付く箇所が多くあります。これらを鑑みても、先人は月の生命体エネルギーが人体に何らかの影響を及ぼしていたと考えていたのではないでしょうか。
 例えば、中秋の名月のお月見はその事を鑑みた風習の表れではないかと考えられます。人の背骨はS字湾曲をしています。首の頚椎湾曲を維持するためには約20度ほど上を見ることにより首の凝りを解消する事が出来S字湾曲を維持する事ができます。これもお月見の風習が長く続けられてきた原因かもしれません。また、プエルトリコの海に生息する発光単細胞生物のピロディニウム(約0.05mm)という夜に光を放つ単細胞生物が絶滅の危機に瀕しています。彼らは細胞分裂により生まれてから死ぬまで何も食べず、ただ食べられるためだけに生まれてきたような生物です。しかし、彼らの一番の天敵は肴などの生物ではなく、人類が作り出した人工的な光なのです。プエルトリコの奥地に電気が引かれたのはここ十数年の事です。月の夜を照らす人口の光は月の生命体エネルギーを遮断し、彼らの生命活動を弱らせていると考えられます。この事実から鑑みても夜に人口の光しか浴びない生活は、人類にとっても不自然である事は言うまでもありませんし、月の生命体エネルギーは大変大切な生命体エネルギーだと考えられます。また、太陽の光は海水に約300m差し込みますが、月の光は約3000mまで達すると言われます。月の光は太陽の反射光なのにどうして太陽光よりも深い所まで達するのか、その理由は解明されていませんが、常識的に考えて、何らかのエネルギーが関与しなければそのような現象が起こることはなく、その何らかのエネルギーが月の記憶生命体エネルギーではないかと考えています。この現象で我々がよく目にするのは、満月の夜に飛行機から海を見ますと、青白く光って見える現象があります。経験された方もおられると思います。余談ですが、私は月の記憶生命体エネルギーに長く晒された、葉っぱの上の水は、その表面張力で凸レンズの働きをし、それが月の生命体エネルギーを取り込みやすくし、加えて、表面張力により内圧が高まるため中心部に六員環構造を取りやすいのではと考えています。

Q19 好転反応における体幹重力軸についてもう少し教えてください。

 好転反応でだるくなる人は筋肉が弛緩した分、血液がその部分にとられ脳貧血状態になるからです。足らない分の血液を造って来るまでの間、体のだるさが残ります。痛みは弛緩した筋肉のコリのギャップの大きい人です。好転反応が起こらない人も、起こる人も、少ししんどくても、健康維持のために、竹ふみの竹に土踏まずの部分を載せてかかとを付けて真っ直ぐに立つ様にして下さい。足の裏からふくらはぎ、背筋、頭皮までストレッチされます。
 特に、ふくらはぎがストレッチされます。その後に、その場で良いのですが足踏みを約3分間すれば、筋肉の弛緩が起こります。その時に、尾骨の筋肉群も弛緩し、尾骨の自由運動が開始されやすい状態になります。それを効率良くするには、男性も女性も北を向いて立ち、男性は竹の根っ子の方を西に竹の先を東に向くように置きます。それは、竹繊維の走行方向の力で「場のエネルギー」を切るためです。男性は左側から右側に女性は右側から左側にエネルギー場を切るのが良いと言われています。男女が同じ布団で寝る場合には、男性の左側に女性が寝るのがエネルギー的には良いと言う事です。尾骨の筋肉群が弛緩したら、次に大切な事は、体幹重力軸を作ることです。人間の背骨は横から見ればS字状に湾曲しており、後ろから見れば、真っ直ぐになっています。これは、重力に対して並行であり、重い頭を支えるのに真っ直ぐでなければなりません。S字状の湾曲は前後左右の衝撃に対してその干渉能を増すためのものです。
 なぜそのような構造が必要かと言いますと、背骨の中には様々な神経が走行しています。その神経は脳脊髄液に守られ栄養されています。この脊髄液が滞ると流れない水は腐るのと同じで、脳脊髄液の機能が低下します。脳脊髄液は1分間に12回巡るのが良いと言われています。この循環機能は心臓や筋肉の蠕動運動に関係無く、尾骨運動に支配される所が大きく、スムーズな尾骨運動が必要になります。そのためには体幹重力軸が重力場に平方な状態が必要なのです。そこで、ビンの中に300g~15Kgの水を入れ、その重力を活用して脳脊髄循環を改善するようにします。なぜビンの中に水を入れるのかと言いますと、水は重力が常に一点に集約されるので、少々動いても背骨の中心に重力場を作りやすいためです。やり方は、いたって簡単です。自分の体力に応じた重さの水を入れたビンを頭の上にのせて、腕をできるだけ伸ばしてビンを持ち、その場足踏みをします。ビンの圧力で体液循環が改善し、加えて足踏み運動に連動して、尾骨運動が開始されます。それと共に、恥骨の運動も行われます。これを恥骨ジャイロムーブメントといい、蓄電池と同じようにエネルギーを溜めていくための運動です。歩かなくなると急に弱ると言われますが、それは蓄エネルギーの不足を起こすからだと説明されます。パニック症候群、俗に言う不定愁訴などは体幹重力軸の異常や尾骨運動の異常、血液や体液、脳脊髄液の粘度の上昇等が大きな原因だと考えられます。また、膠原病、消耗性疾患などの方も初めは3分もビンを乗せる事が出来ませんが、根気強く続けると、徐々にその時間が延び、いつしか1時間ぐらいは楽に出来るようになります。その頃には、体調も戻って元気になっていきます。好転反応は、吐き気や痛みは筋肉が弛緩した部分と筋硬結のある部分とのギャップで起こるのです。その筋硬結を潰すように揉み解す事が大切ですが、何もしなくても3カ月~半年ぐらいするとだんだん元気になります。しかし、出来れば、体幹重力軸を作るように心掛けて下さい。

Q20 ドクター・サン™シリーズの作用のメカニズムについて教えてください。

 ドクター・サン™シリーズの作用のメカニズムに付いて、どうしてそのような反応が起こるのか、学問的に考えてみましょう。残念な事に現代科学には場の持つ記憶やエネルギー、月の生命体エネルギーの概念はありません。また、ミネラルや月の生命体エネルギーや光触媒は体内に入ってもエネルギー源としては使えないと言われています。しかし、少量の何らかの刺激が生体に加わると体内から余分な物質を除こうとする「排泄反射」を誘発することが解かっています。排泄反射は副交感神経刺激反射であり、唾液の分泌、消化液の分泌、消化管の蠕動運動、利尿作用、血圧低下、リンパ液循環促進、抹消血液循環促進などを誘導する事になります。こうした反応は、いずれも不要な物質を対外に排泄しようと言う働きなのです。そのため、交感神経緊張状態である時に起こる食欲不振、高血圧、腰痛、肩コリ、不眠、掻痒感、痔、静脈瘤、頭痛、冷え性等を訴えている方には、ドクター・サン™シリーズは大きな福音になると確信しております。新潟大学の安保徹教授はこのような考え方を東洋医学の治療原理であると提唱されておられます。例えば、酸化物質の主なものにはアルコール、酢、漢方薬などがあります。アルコール、酢というものは炭水化物(でんぷん)が酵母により酸化を受けた状態で最終的には炭酸ガスと水に分解します。この酸化分解の過程で作られたエネルギーが我々に恩恵をもたらしているのです。
 ところで、酸化と言うのは、それが進むにつれて結合する酸素分子の数が増えてきますが、エネルギーを生み出す力は逆に低下してきます澱粉でんぷんはまだ酸化レベルが低いのでエネルギー量も多いのです。しかし、酵母にこの栄養分を消費(酸化)されつつあるアルコールや酢は酸化レベルが高いので、本来は体に良いものではありません。酢の飲み物を作ったり、販売されている方から抗議されるかもしれませんが、実際、酢は体に良いとは言えないのです。摂る量によって毒にも薬にもなります。子供に酢が嫌いな子が多いのは本能的に自己を守っているのです。
 一般的に酢は体に良いと言われますが、少量の酸が口に入ると体は酸化物の侵入を察知して、「排泄開始」の命令を全身の分泌細胞に送り、これによって副交感神経の反応が起こって唾液を始め、消化器系や泌尿器系の分泌機能が高まってくるのです。高齢者や妊婦が酢の物を欲しがったりするのは、加齢や妊娠に伴い分泌、排泄機能の低下に対して無意識に副交感神経優位に働く食物を欲するためなのです。これが、酸っぱい物の効果と言えます。苦い物も同様です。アルコールや酢も少量であれば副交感神経優位になり、リラックスして緊張が緩み、血行も良くなりますし、乳酸の排泄を促します。しかし、量は増えると本来の酸化物としての働きが出てきて、交感神経が刺激され、翌日に痔になったり、歯が浮いたり、二日酔いで頭痛、吐き気を催す事になるのです。また、東洋医学における針治療においても、少量の痛みと軽い組織破壊により、危険からの逃避反射を誘発する事により、気の滞りを解消するのだと考えられます。東洋医学では高血圧の患者の血圧を早く下げるのに、指の爪のすぐ横から瀉血しゃけつをして、血を絞り出すと数分で血圧低下が起こります。よく使われる指は足の親指や小指ですが、手の指でも効果があります。この現象は現在開発されている降圧剤より正確で即効性があります。このような東洋医学と西洋医学、現代科学、量子力学の観点に立ちつつ、生理学的観点を鑑みて、無痛で生体に傷を付ける事なく瀉血しゃけつと同様の作用を追及したのが、ドクター・サン™シリーズで、経絡や筋経絡6~14μmの赤外線効果、マイクロバイブレーション効果、交互微弱磁場効果、微弱電位差作用、表面静電気除去効果、約150万人の癒しの記憶、月の生命体エネルギー、を作用させる事により副交感神経を優位にすることを目的とした発明品であり、ネイルダイエット™との併用により、より一層に効果を得る事が出来ます。よく西洋医学に染まっておられる方の中には、東洋医学を毛嫌いされる方がおられます。東洋医学なんか効果が有る訳が無いと言われます。効果が無いものが3000年もの長い間受け継がれるでしょうか。現実的には大きな効果があります。例えば、針麻酔が良い例です。作用機序はまだよく解明されていませんが、効果があることは周知の事実です。脳の手術でも数本の針に電流を流して本人と話をしながら手術できます。全身的に麻酔するのではなく、局所的に刺激を加えて、麻酔をするのです。組織を壊す量を最小限にし麻酔したい所を狙って麻酔出来るのです。確かに効果の少ない方もおられ、その時には西洋医学の麻酔剤を併用すると言いますが、使用量が少なくて効果を得る事が出来るのも事実です。この針麻酔の原理を応用したのがドクター・サン™シリーズと言う事です。組織に与える刺激を約150万人を癒した情報を金属に記憶させて、癒しの力を持つ6~14μmの中赤外線、マイクロバイブレーション効果、月の生命体エネルギーを経絡から与え、各部の組織に活性を与える事を目的として考案したものです。