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日本経済新聞「中部ひと未来」に記事掲載

ns ■世界中の子供たちを「手助けしたい」
 「まだ種まきの段階。でも、いずれは世界で大きく花開いてほしい」。歯科医で多くの患者の顎(あご)治療にあたる傍ら、「できるだけ多くの人々の役に立ちたい」と、障害者や海外の子供たちの教育を援助するための基金の寄付金集めに奔走する。
 三重県四日市市と鈴鹿市で3つの歯科医院を開業する。虫歯などの治療のほか、口が開きにくくなったり痛みでものが噛(か)めなくなったりする顎関節症の治療に取り組む。東洋医学の指圧や整体を取り入れて筋肉のゆがみを直す独特の治療法で定評がある。
 歯学の専門家としてその手腕を買われ、今春、国際的な非政府組織(NGO)である国際支援交流財団(本部ニューヨーク州)の特別顧問に就任した。特別顧問は国内外の政治家や医者、芸術家ら様々な分野の人物が務めており、財団は青年の国際交流や貧しい国への学校建設援助などさまざまな活動を手掛ける。
 10月から同財団の拠点がある、米国など15カ国で、顎関節症の治療を指導する。これまでも後進の育成をと、国内では2カ月に1回程度開業医を指導してきたが、海外での本格指導は初めて。
 さらに「財団の事業はもっと広げられるのではないか」と、理事会の承認を取り付け、堀が音頭を取って5月に発足させたのが「FSUNドリームバンク育英基金」。国内の身体障害者の就労施設の設置や、経済的に恵まれず学校にも行けない海外の子供たちの教育を援助するのが目的で、自ら中心になって個人、法人から寄付金を集め財団を通じて役立ててもらう。

 三重県で生まれ育った。高校ではかなり荒れていたというが、高校3年生の時に出会った恩師に「死ぬときに人が涙を流してくれる人生を歩め」と諭された。「人を救えるのは医学か歯学」と思い立ち岐阜歯科大(現・朝日大)に入学した。
 助手時代も含め11年間在籍した岐阜歯科大で、かみ合わせが身体に与える影響の研究に加え、口内のがんを診断する口腔(こうくう)病理学、さらに東洋医学まで独学で幅広く身に付けた。卒業後は今度は昭和大学(東京都)医学部に移り脳神経の研究で博士号を取得、医学、歯学を総合的に頭にたたき込んだ。

 「人のまねできないものをもって初めて実力というる」が信条と語る。
 「人助けが趣味なので」と語り、屈託のない笑顔を見せる堀の精力的な社会活動を支える源は、特定の領域にこだわることのないおう盛な医師としての研究心、それに裏うちされた自信といえる。
 =敬称略
(名古屋支社 桑本太)

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