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毎日新聞「みえる広がる東海スコープ」に日本睡眠学会第22回学術集会臨床事例発表に関する記事掲載

yf ■頭痛、肩凝りも緩和
 指にリング、効果確認

 中赤外線を指に局所的に当てることで不眠症の解消に高い効果があることが三重県四日市市泊町、医学博士で歯科医師の堀泰典さん(41)らの調査・研究で分かった。不眠に伴う肩凝りや頭痛、ストレスの緩和にもつながりそうだ。3,4日に東京国際フォーラム(東京・有楽町)で開かれる日本睡眠学会第22回学術大会で臨床事例などが発表される。【樽味 典明】

■睡眠学会で発表へ
 顎関節症の治療で有名な堀さんは同市と同県鈴鹿市で三つの歯科医院を開設しているが、訪れる患者には不眠症や高血圧症の症状を伴っている人が少なくない。高血圧症の人の中には歯の治療の際に倒れることが懸念されるケースもあることから、治療時に筋肉の緊張をほぐしたり血圧を抑圧させる方法をさまざまに模索、その結果、中赤外線に注目した。
 赤外線は波長により、近赤外線、中赤外線、遠赤外線に分かれるが、波長8~14µmの中赤外線は人体に最もよく浸透するといわれる。具体的にはカリウムやマグネシウム、亜鉛などで作ったリングを指に装着、気温や体温で温められたリングから中赤外線が指に発せられる。
 岐阜大学獣医学科の外崎肇一教授に、すべての指にリングを装着した被験者35人の脳波測定を依頼したところ、最も精神的に安定していることを示す波長とされる2~4Hzのδ波の発生率が、通常の2倍以上の30%強にまで向上した。また、薬指など1本の指にリングを装着しても同様の効果があり、「精神状態の安定が図られ、リラックスすることが判明」した。
 さらに、臨床例として来院者のうち5年以上から20年にも及ぶ不眠に悩む患者で睡眠誘導剤(ハルシオン)の経口投与を受けている69人、睡眠誘導剤(ベンザリン)服用者21人、不眠症治療剤(ロヒプノール)服用者18人の計108人について、左手の親指と薬指にリングを装着してもらい経過を観察した。薬の服用も並行したが、106人は約1週間から2カ月で不眠症状がなくなり、残りの2人も約6カ月で薬の服用が必要なくなったという。
 患者からは、不眠解消とともに、「首や肩の凝りがなくなった」「ストレスが解消した」などという声も聞かれたという。
 堀さんは「東洋医学では指にツボを表した経絡や経筋がある。親指は肺、人さし指は大腸、中指は心臓、薬指は全身、小指は小腸などとつながっているといわれることから、リングから発せられる中赤外線が人体の血行を良くしているのではないか」と話している。

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