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マンスリープログレス「内臓体壁反射」副作用のない美顔と健康法

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mp  この項目は美容に携わる方には必見だと思います。美容の基本は筋肉の弛緩がもっとも大切で、筋肉を緩めるための方法は様々ありますが、主にストレッチ、直圧、バイブレーションが有効的です。そのストレッチの元になっているのがインドのヨーガで5000年以上の歴史を持つといわれ、「健全な肉体に健全な精神が宿る」に基づいて生まれたと考えられるもので、からだと心のバランスを大切にします。
 按摩や導引もその考えの中から誕生したものでエステもその一分野と考えるべきです。
 また、東洋医学では古くから内臓諸器官に対応する皮膚の部位があることは経験的に知られ応用されてきましたし、身体のある部分を刺激すると、ある離れた場所に影響が現れる現象は確実に存在します。
 しかし反射がなぜ起こるのかは、今日の科学では説明できない生命の神秘の一つです。
 その際たるものが皆さんもご存知の針灸であり、その治療法は主に経穴療法です。
 経穴とは俗にいうツボで東洋医学では生体エネルギーの通り道である経絡上に現れる反射点という考え方があります。
 私は経絡とは微弱電流の流れ道であり、経穴はその経絡上に現れる変電所のようなものと考えています。当然、神経と無関係です。
 経絡は解剖学的にはまだ証明されていませんが、ツボへの刺激で人体の温度変化が現れることが知られています。
 その他に特に臨床で応用され研究されているのが針麻酔です。その作用機序は不明ですが、針麻酔の効果があるのは事実で、その効果は麻酔したい場所に局所的に麻酔ができ、例えば、脳の手術の際も話をしながら手術も可能なのです。
 驚かれるかも知れませんが、一般的に現代医学の麻酔はどのように作用するか本当は麻酔薬の作用は解かっておらず、これも経験に基づいているのです。
 話がそれましたが、針の効果として片手の爪への刺激が反対側の手にまで影響を及ぼし、急激な温度変化を起こすという現症があります。
 その体壁反射を活用し、左に塗れば右の血液循環が改善し温まる。右なら左が温まる現症を活用したマニキュアができれば冷え性に効果的な健康によいマニキュアという事になります。
 それでは反射帯療法は何時から行われていたのでしょうか? 世界最古の反射帯療法の文献は、二千数百年前のインドのヨーガの古典にあります。
 仏教において、釈迦入滅前に残された「仏足石」にも、人体図が描かれているものがあり、これは反射帯をさしていると思われます。
 つまり、反射帯療法の発祥地はインドで、それが中国に伝わり、そこから日本を始めとする東南アジアに伝わり、西洋や各国に伝わったのです。
 よく用いられるのが、顔に投影された全身の反射点が顔面反射帯で、この反射点の主なものは鼻の内臓反射帯でエステシャンには必要不可欠です。エステシャンは良くこの図を覚えておかれると良いと思います。

 西洋に伝わった内臓反射帯は、皆さんも良くご存知の、やせる療法として一躍有名になったフランスのノジェの耳針法です。
 その効果には個人差が見受けられますが、効果がある人には、本当に良く力を発揮しますが、時々刺激せねばならず、また皮内針を使用するため感染が起こったり、痛みとなったりし、それ程長続きしなかったのですが、多かれ少なかれ効果はあったのです。

 反射帯についてより詳しく、次号でお話します。

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