クラブ日本 連載記事「院長訪問」記事

 独自開発の治療法が驚異的な効果をもたらす/あさひ歯科 国連支援交流財団特別顧問・三重県保険医協会理事・日本筋構正医学研究会会頭・氣光院院長・あさひ歯科院長 堀 泰典氏/訪問者 森山周一郎

■国連支援交流財団で海外の歯科医を教育することも
 森山 こちらは、開業されて何年ですか。
 堀 10年ほどになります。
 森山 先生の場合、歯科の中でも主にどういう分野を専門になさっているのですか。
 堀 ビデオを観ていただいてお分かりのように、私は顎関節症を専門に行っています。
 森山 これは、テレビ番組で取材を受けた時のものですね。顎関節症は今とても増えているそうですが、若い方も多いのですか。
 堀 若い方も、かなり多いです。たとえばこの女性の場合も、顎が痛くて口が開かなくなってしまいまして、大学病院で手術を受けてもよくならなかったのです。ですが私共の治療によって、ご覧のように治りました。
 森山 本当に、すごい技術ですね。
 堀 この技術は私が開発したものですから、世界中で私と弟子しかできないものです。ほかにもこの子供さんなども、私共の治療でここまで口が開くようになったのですよ。
 森山 この子供さんの場合は、治療のためにこちらに何回くらい通われたのですか。
 堀 顎関節症の治療は、1回だけです。
 森山 えっ、たった1回の治療でここまで口が開くようになるなんてすごいですねぇ。
 堀 恐れ入ります。
 森山 お聞きしたところ、先生は鍼や整体など東洋医学的な治療もいろいろやっていらっしゃるそうですが、この顎関節症の治療もいわばその1つということなのですか。
 堀 そうです。ですから、ほかにもこの方などももともと座骨神経痛の症状を訴えてここに来られたのですが、私共ではまず身体全体を診察し、最終的に噛み合わせの治療で再発の防止を行っています。
 森山 それが先生独自の理論なのですね。
 堀 ええ。そういうこともあり、国連支援交流財団でも海外の歯科医を教育するという名目で、私は特別顧問に就任しております。
 森山 その国連支援交流財団ですが、具体的にはどういう活動をしているのですか。
 堀 これはいわゆるNGO、非政府組織で、国連活動を支援し、青年の国際交流や恵まれない国々への学校建設や医療援助など、様々な支援活動を行っている国際機関です。

■平成27年まで予約でいっぱい
 森山 先ほどの座骨神経痛の患者さんは、どういう経過でこちらに来られたのですか。
 堀 この方の場合、整形外科に3カ月通院された後、6日間入院しても症状が全く良くならなかったものですから、私共に来られたのです。ここにいらっしゃるのは、この方のようにどこの病院でも良くならなかったといった患者さんがほとんどです。この方も痛くて最初足を引きずって来られたのですが、それが小走りで帰宅できる様になりました。
 森山 何分くらい治療をしたのですか。
 堀 40分くらいです。
 森山 その1回の治療で終わりですか。
 堀 はい、それで終わりです。長い方で3回くらい通われる場合もありますが、ほとんどの方は1回の治療で完全に治るのです。
 森山 顎関節症の治療も同じですか。
 堀 ええ。ただし虫歯のある方の場合はその後虫歯の治療をやってまいりますが、虫歯のない方は1回で概ね治ります。
 森山 たとえばこういう症状でも、整体などですとかなり通院しないと良くならないでしょう。費用の方も相当かさむと思うのですが、こちらの場合はいかがですか。
 堀 およそ8千円で行っております。
 森山 え、8千円ですか。たった1回で治ってしまうのですから、すごく格安ですよね。それなら皆さんにも、大変な反響でしょう。
 堀 おかげさまで、今ビデオでもご覧になったように、私共はマスコミなどにも度々取り上げていただいていることもあり、看板や広告を出さなくてもたくさんの方が来てくださいます。今はそれこそ、平成27年先まで予約が入っているという状況です。
 森山 えっ、27年ですか。では、当分お仕事を辞めることはできませんね(笑)。
 堀 ですから、私が死んだら申し訳ないのですが諦めてくださいというところでしょうか(笑)。とにかく患者さんは、今も北海道から沖縄まで日本全国から、また海外からもたくさんいらっしゃいます。

■アトピーで悩む方に画期的化粧水「アンサ17燦」開発
 堀 実は、ここまでお話してまいりました技術のほかにも、今また私はアトピーの方などのために独自でこういう化粧水も開発しました。この方も長年アトピーで悩んでいたのですが、これをつけてきれいになりました。
 森山 本当に、きれいになっていますね。
 堀 またこちらの患者さんは2カ月ほどじんましんに悩まされていたのですが、この状態は、化粧水をつけて19時間後です。
 森山 ほとんど分からなくなりましたね。
 堀 そうなのですよ。
 森山 これもまさに画期的な発明と言えますが、この化粧水を使った治療は今ここだけの技術として実践されているわけですか。
 堀 ええ。ここで皆さんに無料で試していただいているのですが、おかげさまでとても好評なものですから、近く私共が設立した(株)玉てばこという化粧品会社から「アンサ17燦(サン)」という商品名で売り出す予定です。
 森山 これも市販されればすごい反響があるでしょうが、そもそも先生は、こういった新しいものを開発するのがお好きなのですか。
 堀 何でも最初にやらないと、気が済まない質なのでしょうね(笑)。今は私の毎日も、歯科医としての仕事以外のこういった仕事で目の回るような忙しさで、それこそ睡眠時間も3時間半くらいしか取れない状況なのですが、やはりそれが性分なのかも知れません。
 森山 ずばり一言、ご自身をそこまで突き動かせるものは何だと思われますか。
 堀 きざないい方かも知れませんが、「愛に勝る治療なし」をモットーにしております。
 森山 すべては、愛が基本ですね。
 堀 そうです。ですから、私は最終的にはそういう本当に愛を持った有能な医学者達をたくさん育成することで、今の医学界を変革したいと思っています。また、ほかにも国連支援交流財団の活動を通じて、今後はカンボジアの地雷撤去や世界の子供達への識字普及などにも、より力を入れていく所存です。

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